途上国を明るく照らすガジェット「Waka Wakaパワー」
http://wired.jp/2013/06/10/wakawaka/
太陽光でスマートフォンの充電ができて、照明器具にもなる。使わないときは陽の当たるところに置いておけばいいし、電源を必要としないから環境にもいい。
熱帯、亜熱帯に位置する途上国での発電にはもってこいな感じがする。
ただ、79ドルという値段は誰にでも安い値段とはいえないから、途上国のコンシューマ向けで売ると苦戦するかもしれない。
その79ドルのうちの10ドルが安価に供給できるための投資に回るとあるが、まあそこは注目というところだろう。
実際ソーラーチャージャーという商品は既にジャンルも確立するほどのメジャーなものとなっており、Waka
Wakaの防水加工、照明器具としての機能はその付加価値として考えられたものだと思う。
既にこのジャンルの製品はこうした多様化のプロセスにあるのだ。
さて、太陽光以外で充電する機器って、どんなものがあるだろう。
http://www.kickstarter.com/projects/epiphanylabs/epiphany-one-puck
発想としては新しい。コースターが充電器で熱い飲み物や冷たい飲み物を置くと充電できるそうだ。
卓上などで飲み物のあるところにつねに置いておけば使いやすいかもしれない。
ちょっとコードが邪魔な気がするが。。。
http://www.yankodesign.com/2008/11/10/need-a-little-charge-stick-up-a-febot/
風力発電の充電器だそうだ。
発想はエコだが、これが役に立つ十分な風の吹く環境となると通常の生活・仕事の場としてはあまり思いつかない。
風といえば高層ビルのビル風を利用した発電なんていうのは話にはよく聞くように思うが、一般的には導入されているのだろうか。
いずれプロペラなしのビル風利用が一般的になったらそちらの方が効率がいいかもしれない。
あとは手動の手回し足回しなんていうタイプのものがネットでは見つかるけれども、振動などの運動によって充電できるのなら携帯可能なサイズにして
人の体に付けて通勤など外出している間に充電できるとかそういうのもあってもよさそうだ。
もし人の会話のエネルギーなどが定量的に数値化できるのならば、おばちゃんのおしゃべりパワー充電なんてのも可能ではないか。結構なエネルギーがありそうだ。
と、こんなことを冗談半分でいい始めて実は結構久しい。
3.11から後の反省というのもある。
これまで電気を使いたいだけ使って国や電力会社に汚れ仕事を押し付け、実はその好きなようにさせていた、そのツケをこれからずっと払い続ける道を我々は歩き始めた。
身の回りの小さい、できるところから変えていくことは将来の変化につながると思う。
あの手この手で環境にやさしい発電充電の方法はこれからも試行錯誤が繰り返されるだろう。
その中で淘汰を生き抜くのはどんなものになるのか、ちょっと面白がりつつ気にしている。