Motion to Operation

『マイノリティ・リポート』風のジェスチャー入力システム、市販へ

http://wired.jp/2013/01/07/leap-motion-asus/

コンピュータを操作するのに、われわれは長年キーボードとモニタというをデバ イスを利用してきた。
そこに二次元の動きで入力をサポートするマウスが加わることで、コンピュータ の操作はずいぶん直感的になった。
しかし、我々がキーボードやマウスを使うというのは日常の生活での動作からみ れば幾分特殊なオペレーションであり、人とコミュニケーションすると きには 通常言葉や身振りを使う。
タブレットやスマートフォンでの直感的な操作はまだコンピュータの操作の域に いるけれども、それでも直感的であるという点で従来のデバイスから三 歩くら い先を行っていると思う。
しかしそこで終わるような世界ではない。
ここにきて音声による入力身振り手振りによる入力など従来のデバイスとは違っ た、より人間の機能そのままのオペレーションが充実しつつある。
ゲームの世界ではそういうものはだいぶ以前からあるものだけれど、いよいよビ ジネスや家庭で機械を使う時のインターフェースとしてその領域を一気 に広げ るかもしれない。
この先があるとすれば、なんだろう。
そう、視線、息、あるいは脳波からダイレクトに入力なんて世界になるのかもし れない。
これは、たとえば子供や老人、あるいは体の不自由な人、つまり従来のキーボー ドやマウス操作が楽ではない人々にとっての入力デバイスが画期的に発 展する 日となるに違いない。
素晴らしいことだ。

数年後には昔キーボードなんていうデバイスがあったよね、などといいながら身 振り手振りでインターネット検索したり、プログラムをコーディングし たり （パチンと指を鳴らして実行とか）、そんなことになってる可能性は大いにある。